旅日記 INDEX
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第5日目 part2
ハトシェプスト女王葬祭殿(デル・エル・バハリ神殿)
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ハトシェプスト女王はクレオパトラとともに、古代エジプトでは数少ない女性のファラオ。
この葬祭殿は古代エジプト建築最高傑作の一つで、建てられたのは紀元前15世紀。今見ても近代的な建築センスが感じられる。これが今から3500年前の建築デザインと聞いても、ウソだろ、と思うくらい全く古臭さを感じない。
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神殿のテラス壁面には彩色壁画もかなり残っている。
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パピルスの木のレリーフ
この旅行から7年後の1997年、この美しい神殿遺跡でイスラム原理主義者による観光客襲撃事件が起こり日本人観光客も犠牲になった。
襲撃事件以後しばらく各旅行会社ともエジプトツアーの中断を余儀なくされたが、その年のエジプトツアーに社運を賭けていた中小の旅行会社もかなりあったらしい。あの年末から翌年初めにかけて体力の弱い中小の旅行会社がバタバタと倒産した原因の一つはエジプト渡航自粛の影響だったと聞いた。
メムノンの巨像
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荒れた畑(?)の中にポツンと一対の巨大な石像がある。アメンヘテプ3世の像とされているが、激しく壊れている。高さ21メートル、幅2.3メートル。昔、朝日が当たるとこの石像が声を発したとか…。 実際には岩がきしむ音?
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