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カバー遺跡
カバーはウシュマルからバスで10分程の比較的ご近所にある遺跡。
小さな遺跡に見えるけれど、実は発掘が終わっているのは中心部分だけで全体の広さはウシュマルやチチェンイッツァに匹敵するほどの大遺跡だ。( 現在は全体の発掘がもっと進んでいるかも。)
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カバー遺跡 コズ・ポプ(チャックの神殿)
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カバー遺跡は何と言っても雨神チャックの顔が壁面を埋め尽くすコズ・ポプが最大のポイント。
テオティワカンなどの中央高原では雨の神はトラロックと呼ばれてメガネをかけたような顔をしていた。ここ、ユカタンのマヤではチャックと言う名で象のような長い鼻を持っている。
どちらの文化圏でも非常に重要な地位を占めている神で、中米では水の確保がどんなに切実な問題だったのか判る。
コズ・ポプの外壁を覆い尽くすチャックの長い鼻はほとんどが折れて地面に落下している。
しかし、チャックの鼻はどう見ても象の鼻、左右の耳も象の耳。
象なんて知らないはずの古代マヤ人がどうして象そっくりの造形を考え出せたのか。マンモスを追って凍てついたベーリング海峡を渡って来た遠い先祖の記憶のせい? それとも… 謎です。
カバー遺跡 マヤアーチの門
このマヤアーチ式の大きな門はカバーとウシュマルとを結ぶ古代の幹線道路(サクベ)のカバー側の起点だった。
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