なにぶんにも3月は乾期なので干上がりそうなほど水量が少ない。渓流はチョロチョロと流れているだけで落ち葉やゴミが彫刻の上に滞留して少々見苦しく、神秘性が薄らいで見える。
本来は浅い流れの底に沈んで見えるはずのリンガやヨニが水面上に顔を出し、中には乾燥しきった地上に露出しているものもある。
期待が大きかった分だけ、少しだけガックリ。乾期はベストシーズンじゃないのかも。これからクバルスピアンやクレーン山を訪れる人は絶対に雨期に行くのがいいと思う。(蚊の心配がありますが…)
ただし、彫刻そのものを丹念に観察したい人は水が少ない季節のほうが好都合、とも言える。
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