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第3日目 part2

 
パルミラ ラクダと看板
列柱道路入口のラクダと看板

 列柱道路の始まりを示す案内標識と電柱につながれているラクダ。
 それだけの話...です。

 
 
パルミラ 列柱道路
 
列柱道路
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 列柱道路はベル神殿から北西のアラブ城砦まで1キロ余り続く大通り。途中には南北の道と交差するところに四面門がある。ラクダの足にかかる負担を軽くするため、このパルミラの列柱道路にはジェラシュの列柱街路のような石畳の舗装が施されていない。 ところで、列柱道路と列柱街路の違いは? 石畳の有無?
 現在残っている列柱は150本程度だけど、当時は750本ものコリント式の柱が並んでいた。映画のセットのような光景。
 
列柱道路
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列柱道路
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パルミラ 四面門
四面門

 有名な四面門。四柱門とも言われる。古代ローマの属州では都市中心部の交差点に設けられ、一般的に見られる建造物。特にパルミラのものは壮大で石材は遠いエジプト産の赤い花崗岩を使っている。
 ここから東に向かってシルクロードが始まり、数え切れないほどの隊商の列がユーラシア大陸の東を目指して旅立ち、そして帰って来た。中国や朝鮮半島を経由して日本へもたらされた文物の中にはパルミラでラクダの背に積まれ、この四面門から旅立った物も勿論あっただろう。

 パルミラを語る上でどうしてもハズせない場所なのに、公開出来ない変な顔が一緒に写ってるものしかないので尻切れトンボみたいな写真になってしまいました…。

 
 
パルミラ ローマ劇場
ローマ劇場

 またまたローマ劇場の登場。正直なところ、ローマ劇場にはちょっと食傷ぎみ。どの遺跡へ行っても出て来る。
 ここにいた絵葉書売りの男の子は日本語で「さらばじゃ!」と言いながら近づいて来て「さらばじゃ!」と言いながら去って行った。
 
 
 
 
 
 
 
 
墓の谷
 
墓の谷
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おみやげを売るベドウィン
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墳墓の飾り
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 墓の谷と呼ばれるこの辺りは内部が地下室型の塔墓が荒涼とした大地に並び、どこか南米ペルーのシユスタニ墳墓群と似通った光景が広がっている。
 パルミラ最盛期の頃の墓はとても豪華なもので、貿易によって多大な富を蓄積していたことを伺わせる。墓の中は何段にも遺体安置用の棚や引出しが作られ、大きな墓では300人分くらい収容出来た。
 
 真冬だというのに、この辺りの地面には赤い色をした小さな毛虫が無数に這い回っていて、余り気持ちのいい場所じゃなかった。

 
 
 
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