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Persepolis - 4
ペルセポリス遺跡 トリピュロン(中央宮殿)東の門
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アパダーナ東階段の南側にトリピュロン(中央宮殿)と呼ばれる遺構がある。会議を行った場所とも言われるが、例によって推測でしかない。絶対的な支配者たる王の下に合議機関があるはずもないし。
ここは取り立てて記憶に残る場所でもない。ただ唯一、百柱の間に近い東側出入口門にはダレイオス1世と息子で皇太子時代のクセルクセス1世の姿、そして彼らの頭上に保存状態の良いアフラ・マズダが残されている。
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なお、左上の画像はダレイオス1世だけ。二人のツーショット場面はこの反対側の壁面に彫られている。 撮影、してません。
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ペルセポリス遺跡 宝庫(と推定される場所)
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やけに整然と礎石が並ぶこの場所は宝庫と推定される区画。宝庫はダレイオス1世が築いた最初のペルセポリスで造営されたと見られる。
後年、アレクサンダー大王がここを焼き討ちの際、火をつける前に宝庫に貯蔵されていた宝物・財宝を運び出したが、それは「1万頭のロバと5000頭のラクダが必要だった(『歩き方』)」と言われる。これはかなり大げさな表現だとしても、きっと莫大な富を貯えていたのは想像に難くない。
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