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Yazd - 5
ヤズド市街 エト・セトラ
et cetora
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遺跡以外のものを大げさにアップするのはホントは好きじゃないんだけど、今回のイランは訪ねた遺跡の数が少ないので、しょうがねーな、何でもアップしてやろうじゃねーか!と、もう開き直ってマス。
ヒマならこの下のほうも見てやってくださいませ。
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ナンを抱えて歩いてきた人に思わず「美味しそう〜」と声をかけたら、立ち止まって一枚くれた。焼きたてのアツアツで、これまで食べてきたナンは何だったんだろ、と思うくらい美味しかった。
お礼に記念撮影。シャイな方のようで、伏目がちで写ってます。
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コワそ〜な目つきのお婆さんと、クリっとした目が可愛い孫。
何をにらんでいたのでしょう?
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路地の中に小学校を発見。鉄柵越しに大勢の子が集まってきた。休憩時間が終わり、みんな教室へ帰ったのに、この子だけいつまでもニコニコと立っていた。 勉強せい!
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日本語で「東京から来たの?」と話し掛けてきた、やたら愛想のいい兄ちゃん。
「東京じゃなくて鳥取から来た。」なんて言っても説明するのが面倒くさいので適当に話を合わせてオシマイ。
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床屋さんではなくてお菓子屋さん。
買い方が独特で少し戸惑った。でも、よく考えると合理的でもある。詳しくは現地で。
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パン屋というのかナン屋というのか
イラン人はフレンドリー
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泊まったホテルの庭にいたネコ。
ペルシアに住んでいるから、
ワタシも立派なペルシャ猫
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→
ちょっと不機嫌なボクも
ペルシアに住んでいるから、
立派なペルシャ猫
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ゾロアスター教拝火神殿 (アタシュ・キャデ)
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古代には国教として隆盛を誇ったゾロアスター教も7世紀半ばにイスラムに取って代わられ、かつての勢いは見る影もない。ヤズドはその少数派となったゾロアスター教の数少ない中心地の1つでもある。
この拝火神殿(アタシュ・キャデ)は小ぢんまりとした神殿だが、内部には1700年の間絶えることなく燃え続けているとされる聖火が大切に守られている。正面入口の頭上にはカラフルに彩色されたアフラ・マズダ像が貼り付けられている。
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ガラス越しに撮影した聖火。
ひどいピンぼけ。
やはり炎は写っていなかった。
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ゾロアスター教の開祖ゾロアスターは正しくはザラトゥシュトゥラという。哲学者ニーチェの「ツァラツストラはかく語りき」のツァラツストラとはこのザラトゥシュトゥラのこと。通説ではザラトゥシュトゥラは紀元前12世紀頃に現在のカザフスタンに生まれた。当初は現アフガニスタン北部で信仰をひろめ、やがてイランやインドへと拡がる。
彼の説いた教義は善と悪、生命と死の対立を根本とする二元論に立脚し、善を勧め悪を否定する強い倫理観を特徴とする。創造主アフラ・マズダの意志のもと、人間は「善い心、善い言葉、善い行い」の三徳を守って悪と闘わねばならない。善と悪との闘いによって世界は何度も破壊と再生を繰り返すが、最後には救世主が現れて悪を滅ぼし善が勝つとされる。
なお、ゾロアスター教は拝火教と呼ばれるほど火や炎を崇拝する宗教のように誤解されているが、火を特別扱いし始めたのは紀元前6世紀にアケメネス朝の国教になってからのこと。ゾロアスター教の教義自体には火に対して何の約束事も無い。教義以外の別の思惑から火を特別視するようになったのかも知れない。
現在、ゾロアスター教信者はイランとインド西部を中心に約15万人程度と推定されている。
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