旅日記 INDEX

グアテマラ
ホンジュラス
グアテマラ着
キリグア遺跡 -1
キリグア遺跡 -2
コパン遺跡 -1
コパン遺跡 -2
コパン遺跡 -3
コパン遺跡 -4
コパン遺跡 -5
コパン遺跡 -6
イシムチェ遺跡
チチカステナンゴ
パナハッチェル
古都アンティグア
カミナルフユ遺跡
イシル遺跡
セイバル遺跡 -1
セイバル遺跡 -2
セイバル遺跡 -3
セイバル遺跡 -4
ティカル遺跡 -1
ティカル遺跡 -2
ティカル遺跡 -3
ティカル遺跡 -4
ティカル遺跡 -5
ティカル遺跡 -6
ティカル遺跡 -7


メキシコ
ペルー
エジプト
シリア
ヨルダン
レバノン
イラン
カンボジア
ベトナム
番外 イタリア

太平洋横断接触
訪問した遺跡
HOME
 

第2日目 part1

 
Quirigua
― キリグア遺跡(1)―

 
 
 今回最初に訪れたのは世界遺産にも登録されているキリグア遺跡。
 グアテマラシティからバスで4時間、米国資本の所有する果てしなく広大なバナナ農園の中を突き進むと、密林に覆われたモタグワ川ほとりの湿地帯の中 静かにキリグアの遺跡がたたずんでいる。
 コパンの衛星都市キリグアの歴史は3世紀頃に始まり、8世紀半ばにそれまで支配を受けていた強大なコパンとの戦いに勝利して絶頂期を迎え、9世紀初めに何らかの理由によって滅亡したと言われる。

 
 
 
キリグア遺跡 獣形祭壇(アルターB)
 
キリグア遺跡 最初に出会う獣形祭壇 アルターB
→ 画像拡大

 遺跡に入って最初に現れるのは獣形祭壇アルターB。自然の形をそのまま利用したような石に浮き彫りが施されている。
 遺跡としては小規模なキリグアを世界遺産の価値にまで高めているのはプラサ(広場)に林立するステラ(石碑)と数々のアルター(獣形祭壇)たち。マヤ芸術の一つの極みと言ってもいいのかも知れない。

 
 
 
 
 
キリグア遺跡 獣形祭壇(アルターP) 正面と背面
 
キリグア遺跡 アルターP 全景
→ 画像拡大

 
キリグア遺跡 アルターP正面
→ 画像拡大
キリグア遺跡 アルターP背面
→ 画像拡大
 
 かつて球戯場があったプラサの奥、アクロポリスへ登る石段のふもと辺りにある巨大な獣形祭壇アルターP。直径3メートル高さ2メートルの巨石に異形の獣形文様やマヤ文字が彫りこまれ、亀の口から空シュル王が飛び出ている場面だと言う。作られたのは795年、重量は20トンと推定される。
 亀を神の使者とする思想や怪物の口から神が現れる発想は、中国やインド・東南アジアに広く分布する宗教美術モチーフと類似する。単なる偶然の一致?

 
 
 
 
 
キリグア遺跡 アクロポリス跡
キリグア遺跡 アクロポリス跡 キリグア遺跡 アクロポリス跡(2)

 
 
 
ステラが林立するプラサと未整備状態のマウンド
キリグア遺跡 ステラが林立するプラサ(1) キリグア遺跡 ステラが林立するプラサ(2)
キリグア遺跡 未整備状態のマウンド
 
 キリグア遺跡はステラや獣形祭壇のあるプラサと中央神殿跡のアクロポリスなど一部の区画は整備されているものの、周囲には手付かずのまま放置されたマウンド(樹木や土砂に埋もれて小山のような未発掘の遺構)を幾つも見ることが出来る。
 キリグアに限らず、中米では遺跡公園となっている他の大遺跡でも発掘され整備されているのは遺構全体の僅か数%でしかなく、大部分はマウンドのまま放置されている。発掘や復元作業が止まっている原因は資金不足によるものなのか、それとも研究者や作業従事者の人手不足によるものか。




NEXT: キリグア遺跡(2)
BACK
HOME