Tikal
― ティカル遺跡(6)―
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ティカル遺跡 セントラル・アクロポリス
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ここは42棟の建物の集合体からなっていて、別名「宮殿」と呼ばれている。部屋の中は漆喰で塗られ、天井は言うまでもなくマヤアーチ。
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現在修復されているのは古典期の遺構だが、地下15メートルの深さには紀元前のティカル最古期に作られた遺構が眠っているという。
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その昔、調査の際にこの場所で寝起きした研究者たちは大変な湿気と暑さに困り果て、こんな不快な場所が住居であったはずがない、と結論づけた。しかし現在では、やはり支配者かそれに準ずる上位階級の住居跡だったのではないかと考えられている。
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ティカル遺跡 1号神殿横のミニ球戯場
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1号神殿横にある球戯場。子供用かと思えるほど小さなもの。
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ティカル遺跡 蒸し風呂の跡
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ティカルの蒸し風呂跡。このような設備が作られはじめたのは古典期後期からではないか、と言われている。宗教儀礼としての球戯に参加する者たちは蒸し風呂で身体を清めた後に試合に臨んだと説明される。
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