Antigua
― 古都アンティグア ―
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アンティグアは1543年にグアテマラの首都に定められ、1773年の大地震で壊滅するまで繁栄を極めた古い町。
当時の地震で損壊したカテドラルや修道院が廃墟の風情を醸し出しながら今もなお町のそこかしこに残っている。美観を損ねないように電線は地中に埋められ、街灯もコロニアル風。1979年に世界遺産に登録された。
また、ここはスペイン語学校が多いことでも知られ、その数は2001年春現在、約50校と言われる。
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夜の時計台
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アンティグア到着の夜、用意されていたホテルの夕食をパスして4人で街中のイタリアンレストランへ。
グアテマラの古都アンティグアの廃墟のようなレストランとピザ&ワインはミスマッチ感覚もあって面白く、そして何よりとても美味しかった。
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ラ・メルセー教会
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黄色い下地に白い漆喰のファサード
1546年の建立
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中庭に残る噴水は
かつて中米随一の大きさだった
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武具博物館
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征服時にスペイン人が使用していた鉄製武器とインディヘナの持っていた石の武器などを比較陳列。
また、先住民たちを拷問するのに使用した用具と拷問部屋なども残る。如何にスペイン人たちがインディヘナを人間として見ていなかったかがよく分かる博物館。
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カプチナス修道院
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1725年創立のカプチナス修道院。地震で崩壊するまでのおよそ50年間存続。
外界との接触を絶った修道女たちの部屋は祭壇・トイレ・水道付きの個室。
それほど禁欲的な生活でもなさそう。
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カテドラル
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征服者アルバラードが妻とともに葬られているカテドラル。地震で崩壊した場所の修復工事が今も続く。1543年の建立。
地下には多くの伝染病患者たちが隔離されていた部屋も残り、牢獄のような場所でひたすら死を待っていた。
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