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第3日目 part4

 
Copan
― コパン遺跡(4)―

 
 
コパン遺跡 ステラ N
 
コパン遺跡 ステラN
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コパン遺跡 ステラN 正面拡大
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コパン遺跡 ステラN 側面
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コパン遺跡 ステラN 側面拡大
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 神殿11の階段のふもとにあるステラN。これも第15代目の「煙貝王」によって、761年に建てられた。
 側面の高浮き彫り技法は見事というほかない。

 他の宗教センターのステラが石灰岩で作られているのに対し、コパンでは凝灰岩で作られている。そのためにコパン彫刻家たちの並外れた手腕と相俟って、岩石とは思えないほどの精緻で繊細で柔らかな三次元世界を表現することが可能だった。まさにマヤ芸術の極致。文句なしにスゴイと思う。
 ただし、どのステラも頭飾りを除外して考えても、その顔や頭部が異様にデカい。人体デッサンなど完全に無視している感じ。これは彫刻家たちの技量からしてデッサン力が無かったのではなく、意識的にデッサンを狂わせデフォルメしているとしか思えない。
 あるいは、デフォルメではなくて王の姿を忠実に再現したものだとすれば、身体変形や身体加工によって王や貴族は四〜五頭身体型の頭でっかちに育てられたのだろうか。マヤ人にとっての理想が幼児体型だったとすれば、ギョッギョッ、です。
 もっとも、幼児や赤ん坊の姿をモチーフにした美術・工芸はマヤよりもむしろオルメカで際立って多く見られる。このメソアメリカ全域に拡がる幼児体型の様式はジャガー信仰との関わりで説明されることが多いが、本当にそれだけのことだろうか。その源流を解明する上で旧大陸の高文明でも赤ん坊や幼児の姿が重要な位置を占める例があるのかどうか調べてみても面白いのでは…。

 
 
 
 
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